高度な設計・演出手法
一見水平に見える石庭だが、東南角(方丈から見て左奥)に向かって低くすることで、排水を考慮した工夫が施されている。
また、西側(方丈から見て右)にある塀は、手前から奥に向かって低くなるように作られている。
ここにもまた、鑑賞者の錯覚を利用した心憎いばかりの演出が見られる。
視覚的に奥行きを感じさせるために、土塀の高さを計算し、遠近法を利用した高度な設計手法といえる。
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COPYRIGHT © RYOANJI TEMPLE ALL RIGHTS RESERVED | PHOTO BY KATSUHIKO MIZUNO
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